本
『作家刑事毒島』の続編ですが、所謂「前日譚」で毒島がなぜ警察を辞めて小説家になったのか、が描かれています。 毒島というキャラクターが善と悪のスレスレのところを攻めてます。つーか、善でも悪でもないんですよね。本文にも書かれているのですが、そう…
舞城王太郎制作のアニメのスピンオフ的な小説だということをさっき知りました(この記事を書くためにウィキペディアを見たらそう書いてあった)。 そんなにたくさん読んでるわけではないんですが、好きな小説家です。 タイトル通り7本の短編が収録されていま…
ネタバレと言えるかはビミョーですがラストの展開にちょこっと触れているので未読の方や映画をまだ観ていない方でそういうのが気になる方は読まないでください。 主人公は弁護士で、過去の依頼人から「事故で夫が死んだので絶縁してた夫の親族に連絡を取った…
実在の事件が元になっている小説。全部で5話収録されていますが、記憶に新しい事件が多くて生々しいです。が、もちろん小説なのでモデルは分かっても全く別の話に昇華されています。 とても面白いんですが、実は4話目の『万屋善次郎』を途中まで読んで止まっ…
第155回芥川賞受賞作です。 すんごく前に買ってやっと読みました。 滅茶苦茶面白くて、でも全体的に薄ら怖い作品でした。 主人公はサイコパス的な性質の持ち主でまぁまぁ異常(しかし「普通」にふるまおうと努力はしている)です。コンビニの一部であること…
積読がいよいよやばい感じになってきたので、ここのところできるだけ空いた時間は本を読むようにしています。 さりとてブログ放置も良くないので超簡単に感想を書いていこうと思います。ちなみにミーハーなので映像化作品の原作とかがほとんどだよ! 今年に…