ちょっと節穴

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砂の女/砂の中の女

※原題/英題の順です。
 
今回はちょっと趣向を変えて日本映画の英題について。
安部公房の『砂の女』を勅使河原宏監督が映画化したもので、アカデミー賞にもノミネートされています。
 
http://www.tsutaya.co.jp/images/cache/tmb/a921b989e5a671b82f4154ca21eca27e.jpg原作を読んだだけなので映画に関しては何とも言えないんですが、何というか、『砂の中の女』っていうのはちょっと違うような気がします(原作本の英題もやっぱり『砂の中の女(WOMAN IN THE DUNES)』ですが)。
確かに彼女は砂の中に住んでいる女ですが、「砂の女」という日本語からは、「砂」と「女」が同列というか、同等のものであるように感じられます。
だから、なんかちょっと違和感を感じるんですよね……。じゃあどうすれば日本語的な『砂の女』感を英語で出せるのかと言われたら、分からないんですけどね。
日本語はその辺の抽象的な、というか感覚的な言い回しに富んでいて、言葉として美しいんだよなぁと実感させられます。他の言語に訳せないタイプの美しさ。
なんかいい訳はないですかねぇ。