ちょっと節穴

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ケヴィン・スミスの『レッド・ステイト』

かなり前の話ですが、ケヴィン・スミスの『レッド・ステイト』の日本での公開が決定しましたね!
具体的なタイムテーブルは未だ発表されずですが、『シッチェス映画祭特集 ファンタスティック・セレクション』の中の一作として公開されます。絶対行く~!
この映画祭特集は、今のところシアターN渋谷で10月27日~11月2日までと、梅田ガーデンシネマで10月27日から11月9日まで開催される様子です。なお、梅田ガーデンシネマは終日上映と言うわけではなくて、2週間の間レイトショーとして流されるみたいです。現在どっちに行くかヒジョ~に迷っています。経済的なことを考えると断然大阪なんですが、長いこと東京も行ってないし、友達にも会えるしなぁと思うと東京も捨てがたい。何にしてもタイムテーブルが発表されるまでは動けんしな~なんですが、東京に行く場合さっさと東京ブックマークしちゃわなきゃいけないので、もうそろそろ情報を頂きたいところです。
 
この『レッド・ステイト』という映画は、ケヴィン・スミス初のホラー映画で、しかも配給会社と大ゲンカした末に監督が自主配給に踏み切ったといういわくつきの作品です。キリスト教原理主義がテーマだということで、そりゃあモメる材料てんこ盛り。製作費400万ドルだって! 安っ!
 
ケヴィン・スミスが宗教をテーマに映画を撮ったのはこれが初めてではなくて、1999年に『ドグマ』という映画(名作!)を生み出しています。この時は全米キリスト教会から上映禁止を言い渡されてました。すごくいい映画なんですけどね、『ドグマ』。うんちでいっぱいデコレイトしてあるけど、「信仰とは何か」ということを優しい目線で、かなり真剣に描いた映画です。
 
「人間の過ちは『理想』を『宗教』という形態にしたことだ」
 
というセリフで、確かに「宗教」という形を否定しているので、これまた「そりゃあキリスト教会からは締め出し食うよね」って感じなのですが(とはいえ、ケヴィン・スミス自身は敬虔なカトリック教徒だそうです)、決して信仰を持つことは否定していない、というよりもむしろ推奨してるんです。ただ「信じる物は必ずしも特定の宗教でなくていい」と言っているだけ。私も、主人公のベサニーが言うように「宗教そのものではなく理想を信じる」ってことが実践できればいいのになぁと思います。信じられるほどの理想すらまだ見つけてないんですけどね~
 
 
と、こんな映画を撮っていたのが『レッド・ステイト』の12年前。『レッド・ステイト』の内容の断片や背景を聞き及ぶに、その後の12年間で、世界はもうちょっと怖い方向に進んでしまったようです。確かに色々と恐ろしいことが起こりましたし、絶対的に世の中は深刻な感じになりました。そりゃそうだ。あんなことやこんなことが起こった後で、それまでと同じくノー天気には生きていけない。『ドグマ』で描かれていた信仰(宗教という意味ではなく、生きるために何か信じられるもの)を持つことで得られる救いや希望といったものは、逆説的に見ればもの凄く恐ろしい思想にもなりかねないわけですが、この映画ではそういった側面が描かれているんじゃないかと言うのがポスターやなんかを見た予想・感想です。果たしてどうなっているんでしょうね!
 
何でもいいから早く情報をくれ~
 
 
 
こんな悲惨そうな映画を撮った後に『ジェイ・アンド・サイレントボブ年を取る~英国でお茶を~(今テキトーにつけた邦題です)』を撮ってるあたりがやっぱこの人最高よね。テレビ映画と言わず、劇場公開して日本にもDVDをくだせぇ。