ちょっと節穴

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『それでも夜は明ける』ネタバレ感想/ 人間は汚い生き物だなぁ。

お金持ちや権力者が人間を金銭で売買し、「人」ではなく「奴隷」として「所有」することが当然だった時代。「奴隷」達は「人」ではなくあくまでも「奴隷」という生き物なのだから、持ち主がどう扱おうとそれは持ち主の勝手。

現代の視点から見ればあまりにむごたらしく、何をどう感じていればあんなことが平気で行えるのか、全く理解できませんが。

でもそれが当然だった場所・時代に、それが当然だからそうしてきた人たちのことを、現代の尺度で裁くことは見当違いなんでしょうね。だって、そもそも「イエローもブラックもホワイトもレッドも同じ人間である」って概念がない世界で生まれ育ってしまったら、本人がよっぽど愛に満ちているか、聡明な人間であるか、よっぽど外に出て色んな考えにもみくちゃにされない限り、一生そんな概念を持つことは不可能なわけですから。

ただ、そんなことが「当然」なこととしてまかり通ってるって時点で「人間て汚な……」って思います。
この時代にもブラピのようなニュートラルな(ってゆうか、マトモな)考え方の人間はいたにしても、あんなにはっきりと言える人はなかなかいなかったんじゃないでしょうか(しかも南部のプランテーションのの主人に向かって!)。まぁ、想像ですけども。でもこっちの考え方を「当然」とすることだってできたはずなのにそっちは選択しなかった訳でね……


そして、もしあの時代のアメリカに白人として生まれてしまった場合、自分はブラピ側の人間になれる自信が全くありません。

はぁ、重た。

思うに、夜なんて一切明けてへん。明けてへんよ。