ちょっと節穴

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サマーソニック大阪 ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード / D'ANGELO and THE VANGUARD

そして5組目はファレルを中座してまで観たかった、今年のサマーソニックの大本命、ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガードです。全力で突っ走ったお陰で、かなり前の方の位置をゲットできました!

ホントは今回のサマーソニックにはパッション・ピットも出る予定だったのですが、フロントマンのマイケル・アンジェラコスの体調不良により中止になっちゃったんです。1日目はディアンジェロの次にパッション・ピットを楽しみにしてたので、かなーりショックでした。

が、パッション・ピットが出た場合、観たい人を全制覇しようと思うとパッション・ピットもディアンジェロも最初からは観られない上に後ろーの方で観るハメになっていたのでよしとしましょう!


さて、ディアンジェロです。寡作で寡作で、デビューから20年で発表したオリジナルアルバムはわずかに3枚という、あのディアンジェロです。
この機会を逃したら、2度と日本では観られないかもしれないって懸念が、全く大袈裟なものではないディアンジェロです。
なんかもう神的な存在のディアンジェロです。私の後ろにいた人は「D様! あぁ~ヤバい!」と叫んでいらっしゃいました。
あんまり表にも出てこないし、音楽に対する完璧主義な感じから、てっきり気むずかしい人なのかと思ってました。

もうね、全然違った!

会場沸かせるの上手い上手い!

我々は神の前にひれ伏すしかないよね!

彼はマスターだよ!

ステージ上に超然と立つディアンジェロに導かれ、ひたすら歌い、踊った一時間半でした。ディアンジェロで踊るんだよ!? 実のところ、あの音楽性だからしっとりしたパフォーマンスになるんだとばっかり思ってたんですが、すんげーパワフル! すんげー変なドラムセットが置いてあった! やっぱドラムだよね!

それにしても凄いのはですね、ディアンジェロが手をほんの少しクイッと動かしただけで我々オーディエンスは絶叫したんですよ。魅力的な人間というのは、あんなわずかな動きでも人を意のままに操れるんですね。ちなみに神はそんな我々の姿をとても穏やかな笑顔で見つめていました。間違いなく今回のサマーソニックのベストアクトだったと思います。 なんてゆうか、こっちからの愛に全力で応えてくれてる感じでした。

曲目的には、『ブラック・メサイア』からのものが中心でしたが、過去二枚のアルバムからも結構選ばれてました。神の歌って、私は全く歌詞など覚えていないのですが、シンガロングできる人ばっかりでビックリ。 あ、でも私もブラウンシュガーとかはいけますよ! みんなでフーゥウーってやったの気持ちよかったです。新しいとこでは "BETRAY MYSELF" "REALLY LOVE" と来て、ラストは "THE CHARADE" でした。シャレードのね、音の渦感凄まじかったです。音の渦の中にディアンジェロもバンドメンバーも消えていって、一度ステージは空に。でも客電は上がらず我々は拍手しながらアンコール待ち。
残ってる曲はあれしかないよね! ってことで "UNTITLED(HOW DOES IT FEEL?)" のイントロが流れます。この曲を待ってた会場中老若男女問わずキャー! ですよ。でもなかなか歌い出さないの! 焦らされまくってさ~、もっと声を出せと要求されるわけですよ。これってまるっきりセックスですよね(そもそもこの曲に関しては歌の内容がアレだしね!)。
このセックス、余韻がまた最高で、バンドメンバーが "How does it feel? " と歌いながら一人一人楽器を起き、袖に帰っていくのですよ。そして最後、ステージに一人残ったディアンジェロに向かって私達オーディエンスが "How does it feel? " と問いかけると、"I feel good." と穏やかに答え、彼もまた舞台袖に消えていきました。

余韻まで含めて、今まで経験した中で最高のセックスでした。